プロフリーダイバー 篠宮龍三さん

ファイル 2016-02-08 21 58 11

連載中のsaita4月号の対談。

今回は

目次

プロフリーダイバー 篠宮龍三さん

グランブルーの極限の世界について訊きました。

 

私が篠宮さんの存在を知ったのは一昨年。

「SWITCH INTERVIEW 達人たち」というテレビ番組でした。

空気タンクを背負わずに、ひと息で海深く潜るフリーダイビング。
身体一つで潜る深さを競うスポーツで潜れば潜るほど
重力もほぼ感じなくなり漆黒の闇の中に自分が浮かんでいるような
まるで宇宙空間にいるような感覚になるそうです。

水深110mを超える「グランブルー」の世界を見てきた人は世界でたった7人。

人類がアポロ計画で月面にたどり着いた人数でさえ12名。

放送後すぐ篠宮さんの著書

『素潜り世界一 人体の限界に挑む』を購入し

グランブルーの世界とフリーダイビング界の厳しさ、篠宮さんの
人生観に魅了されました。

10年4月、バハマで水深115mのアジア新記録を樹立し、
世界4位の記録保持者の篠宮さんにいつかお会いしたい!

そんな想いが実現された今回の対談。

フリーダイビングには8つの種目があって、篠宮さんが115mを記録したのは「コンスタント・ウィズ・フィン」という種目。

この種目の世界記録は128m。

水深100mを超えると水圧は陸上の10倍以上で
肺も握りこぶし程まで圧縮されてしまうそうです。

潜水時間も目標深度が深ければ深いほど潜っている時間は長くなり
耳抜きのタイミングも重要になってくる…

「耳抜きはギターをチューニングするようなイメージ、弦をテンションをかけ過ぎてしまうと壊れてしまう。人間の身体って本当によくできているんです。」

 

1児のお父さんでもある篠宮さん。
対談中、お子さんのお話をされているときはパパの顔を
されていてとても和やかな空気に包まれました。

現在はプロフリーダイバーとして競技活動を続ける傍ら
沖縄県でスクールや大会を運営され、環境イベントのプロデュースも
行っています。
今年4月に開催されるバハマでの大会にも出場されるそうです。

篠宮さんとの対談後、水に触れた後のような爽快感がありました。

篠宮さんが教えてくれたエッセンス、

『ONE OCEAN〜海はひとつ』

そんな言葉をが私の背中を押してくれた貴重な時間でした。

篠宮さん、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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